澤野研究室のHPへようこそ
- 当研究室では有機化学、無機化学に関する研究を行っています
- 「触媒」は薬、化粧品、有機材料などを効率的に作成するための重要なツールです。当研究室では、金属有機構造体(MOF)や金属触媒(特にイリジウム)を用いた触媒反応に関する研究を行っています。
- また作成した物質の性質(蛍光や電気伝導性)を調べる研究も行っています。
- MOFは非常に小さな孔が均一に空いており、中に様々な物質を閉じ込めることができるため近年非常に注目を集めている有機無機複合材料です。当研究室ではガス吸着への利用に取り組んでいます。水素化社会の実現などガスの効率的な貯蔵方法に対する需要が高まっています。
News
第85回有機合成化学協会関東シンポジウムで発表を行いました
02.02.24
Research
MOFとCOF
金属有機構造体(MOF)と共有結合性有機構造体(COF)の特性を生かした触媒反応の開発を行っています。またガス吸着に関する研究も行っています。
金属触媒反応
薬や化学製品、有機材料の作成において余分な物質を出さずに目的の物資のみを作成することが求められています。当研究室では、イリジウム触媒を使って余分なものを出さない反応の開発を行っています。
物性評価
合成した物質は特徴的な物性を示すことも多いです。例えば写真の図のように蛍光についての性質を調べています。
Presentation
青山学院大学で卒業発表会が行われました
02.02.24
第85回有機合成化学協会関東支部シンポジウムで2件の発表を行いました
11.26. 23
第52回複素環化学討論会で3件の発表を行いました
10.12-13. 23
TACC 2023 in Sapporoで発表を行いました
09.05.23
Recent Publications
Iridium-Catalyzed Asymmetric Allylation of Indoles via Kinetic Resolution of 1-Alken-4-yn-3-ols
Takahiro Sawano,Yuki Yasumura, Kyohei Kuwabara, Hikaru Sugiura, Kana Takahashi, Eri Ishikawa, Ryo Takeuchi, Synlet., 2023, 34, 2491-2495.
Iridium-Catalyzed Branch-Selective Hydroalkylation of Simple Alkenes with Malonic Amides and Malonic Esters
Takahiro Sawano, Masaki Ono, Ami Iwasa, Masaya Hayase, Juri Funatsuki, Ayumu Sugiyama, Eri Ishikawa, Takeshi Yoshikawa, Ken Sakata, and Ryo Takeuchi, J. Org. Chem., 2023, 88, 1545-1559.
Synthesis of azafluoranthenes by iridium-catalyzed [2 + 2 + 2] cycloaddition and evaluation of their fluorescence properties
Takahiro Sawano, Kaho Takamura, Tomoka Yoshikawa, Kayo Murata, Marina Koga, Risa Yamada, Takahide Saito, Kazumasa Tabata, Yugo Ishii, Wataru Kashihara, Tatsuya Nishihara, Kazuhito Tanabe, Tadashi Suzuki and Ryo Takeuchi, Org. Biomol. Chem., 2023, 21, 323-331.